宮﨑 祥三 東急バス株式会社

お客様が安全に安心して目的地まで
ご乗車いただけることが願いです。

今も、テスト施工したバスの検査を定期的に行なっているんです。 当社は、運行管理に車両点検はもちろん、ドライバー教育、新システム導入、 定期的な消毒と、お客様への安全対策を徹底しています。 丁度コロナウイルスが日本でも確認されはじめた3年前、 コスモ技研さんにバスの窓についた水垢を除去する磨き施工をお願いしていました。 その時、SKYBE-783をご紹介いただいたんです。

当社としてもお客様の不安を少しでも取り除くために、 コロナウイルス対策を考えていた時期でもあり、 さっそく2台のバスでテスト施工をしました。施工後ATPふき取り検査※を定期的に行 なったのですが、その数値に驚きました。
基準では、料理をして良い人の手の数値が2,000以下なら問題ないのですが、 コスモ技研さんの基準はさらに厳しく1,000以下。 もともと定期的な消毒を行なっていたので、2,000以下でしたが、SKYBE-783は 、施工後数時間で約1/3に。その後数回に渡り検査をしましたが、 数値は常に1,000をかなり下回っていました。
この結果だけでもすぐに施工をしたかったのですが、 当社は900台を上回るバスを所有しています。予算も考えなければなりません。 でも講習を受けることで、自社で作業を行うことができるようになり、 コスト削減も可能となり、スピード化も図れる。車両機器にも気を使わず施工できますし。 実際この台数を2ヶ月で施工しました。
日本で最初にコロナウイルスのエビデンスを取得したということもあり、 採用することにしました。その後も2年以上定期的に測定は続けていますが、 安全基準値を大きくクリアしています。

施工を終えた車両には、抗菌・抗ウイルス施工済みのステッカーが貼られます。 それを見たお客様から「東急さんは安心して乗れるわね」とのお声も。 メールでのお礼も多く寄せられたんです。ドライバーをはじめ、 社員からも安心して車両に関われると。
3年経った今も測定は続けています。不特定多数のお客様が乗られる路線バスですから、 常に全てのお客様が安心できるように配慮しなければなりません。 運行面での安全性はもちろんですが、お客様の笑顔は安心感からくるものですから。
これからも常に、お客様の満足度を高めていきたいと思っています。 ※ATPふき取り検査/生き物を含む多くの有機物に含まれるATP(アデノシン三リン酸)を汚れの指標とした検査方法

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